五稜郭の概要・歴史・見どころ
五稜郭は、1866年(慶応2年)に竣工した稜堡式の城郭で、函館奉行所が置かれるなど江戸時代末期は、蝦夷地(北海道)防衛の拠点とされていました。
完成した2年後には、江戸幕府は崩壊し、戊辰戦争末期の函館戦争では、激戦地となりました。
稜堡式とは、星形要塞とも呼ばれ火砲に対応するために極力死角がなくす設計になっています。主に西洋の城郭によく見られて、日本国内では五稜郭の他にも、長野県の龍岡城などがあります。
五稜郭は、五稜郭公園として城郭部分は無料で開放されています。五稜郭タワーや五稜郭内に築造されている函館奉行所は、有料となっています。
五稜郭は、五稜郭公園として城郭部分は無料で開放されています。五稜郭タワーや五稜郭内に築造されている函館奉行所は、有料となっています。
史跡として、石垣・土塁・水堀が良好な保存状態で現存していて、城郭や史跡好きの方なら時間も忘れて、石垣などの遺構や防御機能などを想像しながら見学できるはずです。
家族連れだと、子どもなんかは数分で飽きてしまう可能性が高いですね。
入場料が大人500円と有料ですが、函館奉行所建物内なら展示物等が見学しやすく並んでいたりするのである程度は時間は持ちます。
五稜郭の南西には、高さ約100mの五稜郭タワーがあり五稜郭を一望できます。
ここも有料で大人の入場料が900円です。(値上げされたようで2023年12月現在で1,000円になったようです。)
エレベーターで昇る展望階は2層となっていて、函館戦争の経緯や五稜郭の模型などが展示されていて、また無料で入れる1階、2階では、お土産コーナーなども充実してます。
五稜郭を中心に起こった戊辰戦争最後の戦いで活躍したのが土方歳三ですが、厳密には五稜郭で戦死したわけでなく函館山ふもとにある弁天台場が新政府軍の攻撃を受けて奪還されそうなのを救出に行く途中に戦死しています。
土方歳三の最後の地は、JR函館駅から北東に徒歩5分くらいにある一本木関門で時間があるなら訪れてみてもいいかもしれませんね。
五稜郭周辺でランチするなら
函太郎
地元の人もよく行く函館を中心に店舗を展開する回転すし店です。
五稜郭の裏門から徒歩2分程度の場所に函太郎五稜郭公園店があります。
タクシーの運転手におすすめのすし屋さんを聞いたら、「函太郎」を紹介してくれました。
ラッキーピエロ
函館周辺にしか店舗がないハンバーガー屋さんです。
函館のご当地バーガーなので、函館に旅行に行ったら一度は言っておきたいですね。
五稜郭タワーの斜向かいにラッキーピエロ五稜郭公園前店があります。
支払方法が現金のみなんでご注意を。
五島軒
カレーが有名な函館の老舗レストランが「五島軒」です。
函館市内の末広町に本店がありますが、五稜郭タワーの2階に「五島軒 函館カレーEXPRESS五稜郭タワー店」があります。
五稜郭へのアクセス・駐車場
五稜郭公園へのアクセスは、函館市電の五稜郭公園前が最寄りになり所要時間は徒歩10分程度です。
JR函館本線に五稜郭駅がありますが、五稜郭公園まで2km程度の距離で徒歩で30分以上かかります。
駐車場は、五稜郭公園に西側に約100台程度の市営の駐車場があります。
駐車料金は、最初の1時間が200円で以後30分ごとに100円となっています。
五稜郭公園には、営業時間はなく24時間利用できます。
五稜郭タワーは、9時から18時までで、函館奉行所は9時から18時(冬季は17時)までのとなっています。
・おすすめホテル・旅館
花びしホテル
函館湯の川温泉の老舗ホテル。
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