日光二荒山神社の概要・見どころ

 

日光二荒山神社(にっこうふたらんじんじゃ)は、「日光の社寺」として日光東照宮と輪王寺とともに世界遺産に登録されています。

下野国(現栃木県)の一宮で、創建は神護景雲(じんごけいうん)元年(767年)で、勝道上人が二荒山に神を祀る祠を建てたことが始まりとされています。

日光東照宮が西側、輪王寺大猷院(たいゆういん)が東側があり両社寺に挟まれた場所に本社があります。
別宮として本宮神社・瀧尾(滝尾)神社があります。

御祭神は、

・大己貴命(おおなむちのみこと)
・田心姫命(たごりひめのみこと)
・味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)

です。

御祭神三神は、「二荒山大神」と総称されています。

 

・神苑

 

神苑は拝殿に向かって左側奥にあり、重要文化財である日枝神社や輪投げ・菓子占いルーレット・金運アップの銭洗い所などもあります。
休憩所もあり抹茶やコーヒーなども楽しめます。

子供連れでも余裕で一時間くらいは遊んでられます。

拝観料金:
・大人300円
・子供100円

拝観時間:
・夏季(4月~10月):08:00~17:00
・冬季(11月~3月):09:00~16:00

 

・良い縁うさぎ

 

令和四年に拝殿正面に設置された「良い縁うさぎ」像は、高さ60㎝、重さ50㎏で鋳造緊迫仕上げで、幸運と成功をもたらすとされる直径6cmのラピスラズリを両手に大切そうに持っています。

古事記にも出てくる「因幡の白うさぎ」は、二荒山神社の祭神である大国主命(大己貴命)と八上姫の縁を結んだとされています。

 

・別宮滝尾神社(瀧尾神社)

 

瀧尾神社は、二荒山神社の別宮です。二荒山神社の公式HPでは「滝尾神社」と記載されていますが、入り口の石柱やgoogleマップでは「瀧尾神社」と書いてありどっちが正しいのかよく分かりません。どっちでもいいのかも?

二荒山神社と大猷院の間に参道の入り口があり、山道を25分くらい歩くと到着できます。車でもアクセス可能で稲荷川沿いの車も走行可能な山道で現地に行けて神社入口の向かいに駐車場もあります。

車があるなら、車で向かうことをお勧めします。

東照宮ができるまでは、日光産廃の中心地は瀧尾神社周辺だったようです。

鳥居の額束の穴に石を三つ投げて、穴を通った数で数で運を試したとおいう「運試しの鳥居」があります。実際にやってみると第一投は偶然入りましたがその後は十回以上やっても一つも入りませんでした。

神社入口には弘法大師が修業したと場所と伝えられる白糸の滝もあり、他にも石の周りを回ると子宝に恵まれ、安産にもご利益がると言われる子種石などもありますので、時間があれば足を伸ばして訪問してみて下さい。

 

日光二荒山神社の御朱印

 

御朱印は、拝殿右側の社務所で受付しています。

 

日光二荒山神社へのアクセス・駐車場

 

日光二荒山神社へのアクセスは、東武日光駅・JR日光駅から徒歩で約35分くらいです。
東武バス世界遺産めぐりの「大猷院二荒山神社前」ならバス停からすぐです。また東武バスの中禅寺温泉行き・湯元温泉行き・奥細尾行きの「西参道」バス停から徒歩約8分です。

駐車場は、普通車で1日700円です。
東照宮と二荒山神社を繋ぐ道「上新道」に出られますので、東照宮に行くにも便利です。
また駐車場にはトイレもあります。

 
・付近のテーマパーク・観光スポット
日光東照宮
 

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