三峯神社の概要・見どころ
三峯神社は、埼玉県秩父市にあり秩父神社・宝登山神社と合わせて秩父三社と言われています。
入り口付近にある鳥居が、全国的にも珍しい形である三つ連結している三ツ鳥居であることも知られています。
狛犬の替わりに、狼の像が神社内各所に鎮座しています。
埼玉県内でも有数のパワースポットとして知られていて、テレビのパワースポット特集番組でも頻繁に紹介されています。
主祭神は、
* 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
* 伊弉册尊(いざなみのみこと)
です。
12代天皇である景行天皇の頃で、景行天皇の息子である日本武尊が東征中に、三峰山に登って伊弉諾尊と伊弉册尊の国生みを偲んで創建したとされています。
昭和初期に麓から山頂まで三峰ロープウェイが敷設されましたが、2007年には廃止されています。
三ツ鳥居
明神型鳥居を三つ組み合わせた鳥居で、三峰神社の他には奈良県の大神神社にあるそうです。
大神神社の三ツ鳥居は直接視認できる場所にはありません。
奥宮
写真は三ツ鳥居から右手奥にある奥宮の入り口です。
奥宮は標高1329mある妙法ケ岳の山頂にあります。
本社からは徒歩で約1時間ほどの山道を登る必要があります。
山頂には小さな祠と秩父宮登山記念碑があるそうです。
日本武尊銅像
三峰神社を創建した日本武尊の銅像です。
日本武尊は第12代景行天皇の皇子で、第14代仲哀天皇の父にあたます。
熊襲討伐や東征を行った伝説的英雄です。
三種の神器の一つ「草薙の剣」を帯びていたことでも有名ですね。
三峯神社の白いお守り
毎月1日限定で、白い「氣守」が頒布されていて、フィギュアスケートの浅田真央さんも所持していいることで、人気のお守りとなっていました。
あまりの人気のために、毎月1日は三峰神社までの峠道が大渋滞するほどで、近隣住民の方に迷惑がかかるという理由で2018年6月で解決策が整うまで休止となっています。
三峯神社のアクセス・駐車場・宿泊
三峯神社は、山の上にあるためアクセスはよくありません。
電車とバスなら西武秩父駅からと三峰口駅から西武観光バスの急行便が利用できます。
車なら関越自動車道の花園ICから約2時間を要します。
秩父市市営三峯駐車場が三峰神社のすぐ下にあります。
有料で、普通自動車が520円です。
三峰神社には興雲閣という宿坊があり、宿泊可能です。
宿泊料金は、大人一泊二食付きで13,350円となっています。
三峰神社で祈祷をする場合は、興雲閣から拝殿に入り祈祷をしてもらいます。
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