ジブリパークの概要・見どころ

2005年の愛知万博時には公園内にとなりのトトロのサツキとメイの家を再現した建物がパビリオンとして設置されていて、さらに他の作品のオブジェやアトラクションなどを追加して2022年11月にオープンしています。

オープン当初は、「青春の丘」、「ジブリの大倉庫」、「どんどこ森」の3エリアでしたが、2023年1月に「もののけの里」、2024年3月に「魔女の谷」が追加オープンしています。

 

・青春の丘

 

入口付近にあるエレベーター塔の西側にあるエリアで、「耳をすませば」と「猫の恩返し」をテーマにしています。
耳をすませばで主な舞台となった地球屋がメインとなっています。

地球屋の見どころは、1時間に1回音楽を奏でるからくり時計やバロンの像です。1階に降りるとバイオリンを演奏することもできます。

猫の恩返しに登場する猫の事務所です。

中をのぞくと何体かバロンの像が見つけられます。

このエリアを見学する所要時間は30分もかからないくらいで、こじんまりとしたエリアです。

 

・ジブリの大倉庫

 

温水プールだった建物を改装したエリアで、「千と千尋の神隠し」」、「天空の城ラピュタ」、「となりのトトロ」などをテーマにしています。

ラピュタのロボット兵と千と千尋の神隠しのカオナシとの撮影スポットは、行列ができるほど人気があります。特にカオナシとのツーショット撮影は数時間並ぶ必要があります。

 

・どんどこ森

 

2005年の愛知万博時に建設された「サツキとメイの家」の周辺エリアで、「となりのトトロ」をテーマにしています。

日本家屋に洋館風の建物がくっついた家で、となりのトトロでの風景が再現されていてタンスの中なども見ることができます。
まっくろくろすけがたくさんいた2階の部屋は、現在非公表ですが万博が終わった後の2007年頃は見学可能だったと思いますが、現在は非公開となっています。

どんどこ堂は、サツキとメイの家の裏山の頂上にあります。小学生以下の子供が中に入ることができます。

 

・もののけの里

 

もののけ姫をテーマにしたエリアで、山奥にある砦のような「タタラ場」が良く再現されています。

タタラ場内では、五平餅の炭火焼体験など季節に合わせた体験プログラムを実施しているみたいです。

他には、タタリ神と乙事主のでっかいオブジェがあります。乙事主のオブジェはすべり台になっていましたが、訪問当日は強雨だっため閉鎖されていました。
休憩処もあり、そこで売っているビーフジャーキーは人気のようです。

コンパクトな感じのエリアで、エリア内を廻る所要時間は30分もあれば十分だと思います。

 

・魔女の谷

 

「ハウルの動く城」、「魔女の宅急便」など魔女や魔法使いに関係する作品をテーマにしてエリアです。

 

・ジブリのわすれもの

 

公園内のベンチなどに点在するオブジェで、ジブリ作品にまつわるものがこっそりと置いてあります。

有料エリア外にあるものも多いので、早めに来て探してみるのもいいかもしれませんね。

 

・ジブリパークでランチするなら

 

施設の規模・入場者数に対してレストランは、圧倒的に少ないです。
ジブリの大倉庫内にカフェ大陸横断飛行、魔女谷の中にレストラン空飛ぶオーブンの2カ所だけです。どちらも数時間並ぶことはよくあるようです。
ジブリの大倉庫は、一度建物から出てしまうと再入場不可だったりするので時間をずらして食事をとるという行動も取りにくかったりします。

公園内には、モスバーガーやスガキヤなどがあるのでそちらで済ますか、メインエントランス付近にローソンがあるのでコンビニ飯で済まして、食事については諦めるのもありかも。

ジブリパークのチケット・入場料金

ジブリパークのチケットの種類は、6種類ありかなり複雑です。
おすすめなのは、ジブリパーク大さんぽ券プレミアムです。
全エリアに入場可能で、大倉庫以外は再入場可能になっています。大倉庫だけはチケット購入時に大倉庫内への入場時間が指定する必要があり再入場もできません。
条件が多いと思うかもしれませんが、他のチケットはもっと条件が厳しくこのチケットがエリア間の移動順など一番融通が利くので計画を立てやすいです。

ジブリパーク大さんぽ券プレミアムの料金は、大人(中学生以上)平日7,300円、土日祝日7,800円で、子供(小学生まで)平日3,650円、土日祝日3,900円です。3歳以下は入場無料です。
チケット購入には、別途システム使用料として1枚につき110円が別途必要です。

ジブリパークへのアクセス・駐車場

ジブリパークへのアクセスは、地下鉄藤が丘駅から出ているリニモの愛・地球博記念公園駅が最寄り駅です。
リニモは、愛知環状鉄道の八草駅が終点ですのでこちらからもアクセスできます。

バスなら、名古屋駅や中部国際空港などから直通バスが運行されています。

駐車場は、ジブリパーク専用の駐車場はありません。愛・地球博記念公園の駐車場を利用することになります。駐車料金は、普通車で平日が1日500円、GW・お盆・土日祝日などの混雑期が1日1,000円となっています。

 
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