日光東照宮のパワースポット

 

有名どころの三カ所のパワースポット

 

日光東照宮には、「パワースポット」として紹介される場所がいくつがあります。中でも「上新道」「奥宮」「陽明門前の石畳」の3か所は、特に有名で地上波の情報番組などで良く紹介されています。

 

上新道 ― 「二つの神社の気が合流する道」

上新道は、日光東照宮と日光二荒山神社の間を通る約200mの参道です。
東照宮の表門付近から、日光二荒山神社の楼門方面へ向かって伸びています。現在は約4分ほどで歩ける道ですが、両側に杉並木や石灯籠が並び、東照宮境内とは少し違った静かな雰囲気があります。

なぜパワースポットなのか?
上新道がパワースポットとされる理由は、日光東照宮・日光二荒山神社という、性格の異なる二つの神社を結んでいることです。
日光東照宮は徳川家康公を祀る神社。一方の日光二荒山神社は、日光の山岳信仰と深く結びついた神社です。

そのためスピリチュアルな観点では、「二つの神社の気が交わる道」あるいは「神様が通る道」などと説明され「パワーストリート」と呼ばれることがあります。

 

奥宮 ― 家康公が眠る「最も神聖な場所」

ここは単なる「パワースポット」として作られた場所ではなく、実際に徳川家康公の神柩を納める場所です。
奥宮へは、国宝「眠り猫」のところから坂下門を抜け、長い石段を上っていきます。
公式にも、奥宮は東照宮の社殿の一つとして紹介されています。

奥宮の中心となるのが御宝塔です。
ここには徳川家康公の神柩が納められているとされ、現在の宝塔は唐銅製です。日光市の公式観光情報によれば、宝塔はもともと木造その後石造となり、天和3年(1683)の地震による破損を経て、5代将軍・徳川綱吉によって現在の唐銅製に造り替えられました。
「家康公が眠る場所」という意味で、東照宮の中でも特別な場所なのです。

 

陽明門前の石畳 ― 「北辰の道」の起点

おそらく日光東照宮のパワースポットとして最も有名なのがここです。
場所は、御水舎 → 唐銅鳥居 → 陽明門へ向かう途中の石畳。
この中の特定の場所が、「北辰の道の起点」と呼ばれています。
探すときの目印は、唐銅鳥居を通して陽明門を見ることです。
この場所から見ると、陽明門が唐銅鳥居の中にきれいに収まるように見えます。
石畳の位置については案内によって多少表現が違いますが、
石畳の角を基準に、三角形の石などを目印にして横方向へ数枚、そこから陽明門方向へ進んだ場所と説明されることが多いです。
現地では、周囲の人が写真を撮っている場所を確認するのも一つの方法です。

この場所については、
唐銅鳥居
↓
陽明門
↓
御本社
↓
奥宮・御宝塔
↓
北極星
という一直線の関係がある、とする説があります。
そのため、「北極星の力と家康公の力が交わる場所」というスピリチュアルな説明が生まれ、パワースポットとして知られるようになりました。

 

ややマイナーなパワースポット

 

 

叶杉(かのうすぎ)

奥宮の御宝塔の近くに立つ杉の巨木で、「願い事を叶えてくれる杉」が叶杉(かのうすぎ)です。
杉の幹にある空洞部分に向かって願いを伝えると願いが叶うとされています。

 

奥宮へ向かう石段・参道

眠り猫を抜けて奥宮へ向かう石段です。
ここは「龍道」「気の通り道」などと説明されることがあります。
実際に歩いてみると、陽明門周辺の豪華な建築から一転して、杉に囲まれた静かな空間になります。

 

本地堂の「鳴龍」

これはパワースポットというより、東照宮の神秘的な体験スポットとしておすすめです。
本地堂(薬師堂)の天井には巨大な龍の絵が描かれています。
龍の頭の下で拍子木を打つと、音が特殊に反響して「キーン」という音が聞こえます。
これが「鳴龍」です。
東照宮の中でも、「龍の存在を体感する場所」として非常に印象に残ります。

 

陽明門そのもの

陽明門も、パワースポットという観点から見ると外せません。
高さ約11.1mの国宝で、500を超える彫刻が施されています。日光市公式観光サイトも、彫刻にはそれぞれ意味があり、家康公の平和への願いなどを読み取れると説明しています。
特に「陽明門を正面から見る」だけでなく、「彫刻を一つ一つ見る」のがおすすめです。

 

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